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 ★ニュース『生きいき憲法』




東京大交流会
第15回実行委員会の記録



日  程:2012年7月30日(月)18:00〜20:00
会 場:豊島区民センター
参加者:28人

1 事務局報告

最初に実行委員長から大交流会を終えての挨拶をして頂き、続いて事務局長から「7.1 東京大交流会」の事実経過と総括について次のような報告を受けました。

(1)参加者は全体で700人を超える規模になり、また 若干の区市町村からは参加者がなかったものの、多くの九条の会から参加者が得られた点で今回の交流会は基本的には成功と言える。ただし、分科会に積極的に 関わった会とそうでない会とで参加への積極性にも違いが現れたなどのばらつきは見られた。

(2)
財政は、4月のプレ企画が赤字だったが、5月のプレ企画、7月の本企画ともに黒字になり、会の財政を圧迫しないですんだ。

(3)内容的には、全体会の「制服向上委員会」の歌は大 好評だった、渡辺治さんの講演もいつも以上に力の入った内容で、参加者からも「情勢がよくわかった」との声が多く寄せられた。分散会は10会まで設置でき るように教室を予約し、当日の参加者状況から5分散会を設置したが、午後になって開始する時点では参加者が減り3分散会になった。分科会は第3分科会が中 止となり、合計9つの分科会を開いたが、すべて満員の参加状況だった。ブースは2教室を使って行われた。

本日は実行委員会のみなさんからも意見を出して頂いて大交流会の総括をしたい。また、今後の取り組みについても議論を開始したい。

2 討論

以上の報告を受けて、自由に討論しました。

(1)
参加者について、次のような意見が出されました。開催2週間前には300〜400人しか事前登録がなかったのに、当日蓋を開けてみた ら700人以上の参加があったということは、事前登録制というやり方がうまく機能しないということではないのか。参加の呼びかけがどこまで十分に届けられ たのかという点では、まったく参加していない区市町村は少ないので区市町村レベルには行き届いているが、そこからさらに下の地域にはどれぐらい届いている のかはっきりしない。頑張って地域の会に呼びかけたが、やはり開店休業状態の会も多かった。またまだつながりのできていない会も多い。それらとどうつなが り、盛り上げていくのかが、今回の交流会の狙いだったはず。頑張って多くの参加者を組織できた会もあるが、そうならなかった会も多い。

(2)
財政については、チラシの枚数や資料代に関する確認の質問がありました。

(3)
内容について、次のような意見が出されました。今回の企画は2010年の「まつり」と違って九条の会の中の交流が目的だったが、どう も一般の企画のようになってしまのではないか。岐阜県の交流会のDVDを見たことがあるが、会員が主人公のすばらしい交流会で学ぶべき点が多かった。分散 会に人が来なかったのはなぜか、分科会を設置したためにそちらに流れてしまったのか、そうであればその点は失敗ではないか。いや、自分たちも分科会を開催 したが、大事なテーマだと思って開催したし、それも九条の会の運動の交流なのだから、分科会か分散会かという二者択一ではないと思う。

また、東京の九条の会運動の今後の発展方向については、次のような意見が出されました。大学生と一緒に地域の「平和祭」を取り組んで、いまの若者が「憲法 が活かされていない社会」の犠牲者だということを実感した。若者だけでなくすべての階層の苦しみの根源は「憲法が活かされていない社会」にある。そのよう に考えればいろんな問題を九条問題とつなげて取り組めるし、若者とも共同できる。渡辺治さんの講演では「もっと武器を使おう」ということが強調されたが、 その武器とは選挙と憲法だ。九条の会としても憲法を武器として諸問題に積極的に斬り込んでいくことが大事だ。自分の地域・地元をよく見て、本当に憲法が活 かされているのか点検し、その点で様々な人々と対話するような行動提起が必要なのではないか。それが九条の会が地域に根をおろすということだろう。


以上のような討論を受け、事務局が今後の運動についてのたたき台を準備することになりました。次回の会議は9月10日(月)18:00〜、けんせつプラザ 東京にて。




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